第5番 地蔵寺
大日寺山門前で、アメリカ人ご夫婦と一緒に記念撮影をして、14時に第5番札所の地蔵寺(じぞうじ)に向けて出発!
地蔵寺までの距離は約2キロ、徒歩目安20分くらい
あっという間に、14時半に地蔵寺に到着!
そこまで大きくないお寺だが、境内の中心に樹齢約800年の大銀杏が鎮座!
別格第1番 大山寺
地蔵寺山門での記念撮影を終えて、14時50分に第6番札所の安楽寺(あんらくじ)に向けて出発!(のハズだった….(ノД`)シクシク)
お腹が空いたので、第1番札所霊山寺の本堂にいた、おばさんからもらったカロリーメイト(バニラ味)を食べよう!
『一歩一歩着実に👣元気に結願』と手書きのメッセージ入り!いつも食べているやつより美味しい気がする
雨が酷くなる中、T君と話しながら歩いているといつの間にか四国別格二十霊場の第1番札所の大山寺についてしまった….
時刻は17時…..最初は状況が理解できておらず、普段通り、本堂と大師堂の読経を済ませて、納経所に行くともう既に閉まった後。。そうなのか納経所って17時に閉まるのか!知らなかった…..
T君は先に納経所へ行ったみたいで、ここは四国別格の第1番札所だと教えてくれた.….なぜ途中で気付かなかったのか…..あまり下調べをしておらず、お寺の名前を正確に覚えていなかったのが原因か
17時を過ぎていたのだが、納経所のおばさんが戸を開けてくれて、お接待で暖かいコーヒーと饅頭をくれた!コーヒーが美味しい…..雨で冷え切った体に染み渡る…..
T君はこのコーヒーが一番美味しかったと20日ほど過ぎた後でも言っていた
天気も悪く、もうすぐ暗くなってしまう、さて、どうしようか!
既に時刻は17時過ぎ、四国別格第1番の大山寺は山の上にある難所のひとつ
納経所のおばさんがタクシーを読んだらどうかと勧めてくれた
今回は歩き遍路だからなぁと悩んでいると、T君が「今日泊まる宿のご主人が大山寺まで車で迎えに来てくれるから一緒に乗って行かないか?」と言うのでご厚意に甘えることに!T君、ありがとう!
私は第7番札所の十楽寺宿坊に泊まる予定で、T君は近くの民宿に泊まるということだった
大雨の中、T君を迎えに車で駆け付けた民宿のご主人に、事情を伝えたところ、私を快く十楽寺山門の目の前まで送り届けてくれた
民宿のご主人とT君に感謝を伝えて別れた
第7番 十楽寺(宿坊)
第7番札所の十楽寺(じゅうらくじ)に何とか辿り着いたが、時間は既に17時を大きく回っていたので、お参りは明日の朝早朝にすることにした
十楽寺の宿坊は、想像していたお寺のイメージとは異なり、ビジネスホテルのような感じ
すぐにチェックアウトを済ませ、お風呂に入り、夕ご飯の時間!一日で一番好きな時間の始まりだ
ボリューム満点で美味しい!ご飯も山盛り!最低3回はおかわりした
ご飯の後は、2、3周り年上の、お隣にいた先達たちから、お遍路の作法や道中の見所など、沢山教えてもらった
お遍路初日は、道具を買い揃え、天気が悪い中、沢山のお寺を回り、道に迷ったり、怒涛の一日だった
荷物が20キロ以上あり肩が痛く足も悲鳴を上げたいて、体は既にボロボロだ
最後まで歩き切ることができるだろうか、少し不安になってきた
コロナ禍で、お遍路に来る前は直接人と触れ合う機会が少なくなっていたが、一日で、世代や国籍を越えて、沢山の人と話す機会があった
体はボロボロだけど、人と話していると疲れを忘れられた
なぜお遍路を歩くのか、訪ねるのはタブーの一つらしい
人と触れ合う機会は多いが、そこには一定の距離感が保たれていて、そんな感じが良い
明日からも頑張って歩こう